小林香菜は世界陸上に出場できるの？

今回のレースで標準記録を突破し、代表候補に名乗りを上げましたが、最終選考は3月のレース結果を踏まえて決定されます。

次回の代表選考レースはいつ？

2025年3月に開催される東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソンが主要な選考レースとなります。

大阪国際女子マラソン2025｜小林香菜が2位で世界陸上へ名乗り

2025年1月26日に開催された第44回大阪国際女子マラソンは、世界選手権の選考会を兼ねた重要な大会でした。本大会では、小林香菜（大塚製薬）が2時間21分19秒で日本勢トップの2位に入り、世界選手権の参加標準記録（2時間23分30秒）を突破しました。

小林香菜は、中間点を過ぎた直後に先頭集団から遅れましたが、30キロ地点で35秒差があった鈴木優花（第一生命グループ）をラスト800メートルで逆転。彼女の独特なピッチ走法は最後まで崩れることなく、世界陸上出場へ大きく前進しました。

小林は、早稲田大学時代に本格的な陸上競技を離れ、ランニングサークルで活動していました。しかし、自主練習を続ける中で潜在能力が開花し、大塚製薬に内定。実業団入り後、本格的なトレーニングを積み、今回の躍進へとつながりました。

昨夏のパリ五輪で6位に入賞した鈴木優花は、自己ベストを更新する2時間21分33秒で3位となりました。しかし、30キロ以降ペースを上げられず、小林の追い上げを許す結果に。「20分切りを狙っていたが、日本人トップになれず悔しい」と振り返りました。

3度の優勝経験を持つ松田瑞生（ダイハツ）は2時間27分11秒で7位に終わりました。レース後「コンディションが整わなかった」と語り、今後の巻き返しを誓いました。

筆者自身もランニングが好きで、過去にフルマラソンを2回完走した経験があります。競技者としてではなく、趣味の延長としての参加でしたが、完走タイムは5時間から5時間半程度。決して速くはありませんが、仲間と一緒に走ることで大きな達成感を得ることができました。

そのため、マラソン大会や競技としての記録には特に関心を持っています。今回の大阪国際女子マラソンで日本人選手が世界に挑む姿を見て、自分もまた走りたくなるような気持ちになりました。これからも日本の女子マラソン界が発展し、競技人口が増えていくことを願っています。

3月には東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソンが控えており、世界選手権出場枠を巡る争いはさらに激化します。今後のレース展開にも注目が集まります。

Q: 小林香菜は世界陸上に出場できるの？
A: 今回のレースで標準記録を突破し、代表候補に名乗りを上げましたが、最終選考は3月のレース結果を踏まえて決定されます。
Q: 次回の代表選考レースはいつ？
A: 2025年3月に開催される東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソンが主要な選考レースとなります。